とうめいな日々

30代、仕事を辞めてゼロから再出発。

ばいばい、無色だった日々

 

明日から仕事です!!

今は緊張もするけど結構落ち着いて過ごしています。

やっぱり時間は早く過ぎるけど、それはもう自分の力ではどうしようもないから、時間を遅くするのはもう諦めました。

1日が早く終わるのは私がダラダラして過ごしたせいじゃないし、どんだけ勉強や読書をしても時間がゆっくり過ぎるなんてことはない。

でもそれでも別にいいかなと思えるのは、不安なこともあるけどある程度の楽しみも待っていることを知っているから。

あといい加減ひとりであれこれ考えるのも飽きたので、さっさと仕事始めてしまいたい気持ちもあります。入社、研修、完了できない(まだ完了に向けてスタートできない)タスクがありすぎる!はやく1つ1つに完了マークを付けたい気持ちが強いです。

 

 

 

以下、クソ長自語りです。

不要な方は引き返してください。

 

最近、アダルトチルドレンに関する動画を見ています。

自分の実家はまぁよくある機能不全家族でして。シンプルに説明すると父が母をいじめてました。それも機嫌の良し悪しで母への態度が変わる人でした。機嫌がよければ仲良くしてるし、悪ければ最悪手が出ます。

これまで「なんで自分はこんなに人目を気にするんだろう」って思ったり、自分の言いたいことが言えなかったり、人のために無理するのが得意だったり、それなのに頼ることが出来なかったり。

小さい頃、ずっと父の機嫌が気になっていました。

母が浮かない顔をしていないかが気になっていました。

こんなに大人になった今思い返しても、自分の成績とか、友達のこととか、欲しかったものよりも思い出されるのは家族の空気。あの時は父が不機嫌で大変だったとか、父の部屋から怒鳴り声が聞こえてくると眠れなかったこととか、自分じゃなくて「家族の様子」について思い出すことが多いです。

 

自分のために人生を生きたことがなかった。

子供の頭の中って本当は空っぽで何の色もついてなくて、進学や色んな経験を通して色づいていくものだと思うんですが、私の頭の中は幼少のころから「両親の様子」という絵具で塗りつぶされていたような気がします。

それに気づくことが出来たのは、前職であらゆることを許せない、そんな自分の考え方のゆがみに気付いた時でした。

あらゆることというのは、当時の私にはたくさんあって…

・店長が元気がないと全部カバーしなきゃと考えてしまう

・店長を困らせるスタッフが軒並み嫌いになる(許せなくなる)

・誰かが仕事を手伝ってくれたとき、すごく不安になる

(仕事が出来ない奴だと思われたんじゃないかと考えてしまう)

・どれだけ作業が早くなっても、誰にも認めてもらえない気がする

 

どうして自分はこうなのか?

改めて考えた時に辿り着いたのが「アダルトチルドレン」という言葉でした。

 

誰かのために何かしている時しか、自分のことを認められない。

そしてその「誰か」が言葉に出して助かったとか、ありがとうと言ってくれないと安心できない。

 

そんな私ですが、この無職だった4ヵ月間は、全力で自分のために生きたような気がします。

自分の起きたい時間に起きて、自分がやりたいことをして、行きたいところに行って、他の誰でもない自分のために仕事を探して、決めて。

スタッフのためでも家族のためでもなく、自分のことだけをずっと考えて過ごしました。退職直後はやっぱりしんどくて、誰かのために動くことを止めた自分なんて、誰からも必要とされるわけがない、と。ずっと考えていました。

 

ところが。

無職で誰のためにも動いていない私を誘い出してくれる人がいました。

ここに行きたいと話せば付き合ってくれました。

人と話がしたいと言うと通話をしてくれました。

そうするうちに、私から声をかけられるようになりました。

声をかけたら一緒にご飯を食べてくれて、ゲームをしてくれて、買い物に付き合ってくれました。

「私と遊びたい人なんかいるわけがない」って思っていたけど、そんなこと無かった。何もしてなくても、誰かの役に立っていなくても、頼めば、お願いすれば応えてくれることもあるんだなって実感したんです。

 

普通に人を誘える人からしたら、そんなことで何を考えることがあるのかと思うかもしれません。ただ、誰かを誘ったり頼ったりするのが出来なかった私にとっては、とんでもない進歩なんです。

 

そしてこの経験を次に活かすのが転職先だと思っています。

自分が人生を通してやることは、誰かに与えられたことを返していくことだと思うから。次に出会う人と一歩通行じゃなく関わりあって、頼らせてもらったら次は頼ってもらう。お願いして応えてもらったら、次は自分が応じていく。そんな風に生きていけたらと思っています。

 

 

めちゃくちゃ湿っぽい話をしてしまいましたが、もし人生が生きづらくて、その原因がわからない方は一度幼少期の環境について考えてみるのもいいかもしれません。

ただ、これって振り返るだけでも大変なことなので、不安がある場合はご無理なさらず。

でも気付くだけでうんと心が軽くなった人間がここにいるので、誰かの参考になればと書いておこうと思いました。

 

 

 

明日から仕事だ~!!!

とんでもなく長い連休だったなー😊

明日、あさって、しあさって、どんなブログを書くのかまだわかりませんが、上手くいかなくてこの記事を読み返すかもしれない自分に言いたい。

 

ちゃんと周りを頼ってますか?

助けてって言ってますか?

教えてほしいって伝えてますか?

もしかしたら周りには何一つ伝わってないかもしれないから、一回伝えてみよう。

 

がんばれ自分。

無職だったころの私は、2月からの私のことを全力で応援しています。

私より。